幽遊白書

あんたは、この道を選ぶと思った。

本当に行くのか、この道を。

あんたは、もう充分償いをしたじゃないか。

あのとき潰練の強さは誰にも、どうにもできなかった。

あんたが悪いわけじゃないさ。

大会が終わったあとも、あんたは自分を傷付けて責め続けた。

もういいじゃないか

違うね。あれで俺はふっ切った。

潰練に俺の弟子たちが殺され妖怪に転生することで、それから俺は強さとは何か追求することができた。むしろ俺はあの出来事に感謝している

うそだ!

幻海、もう俺なんかにかまうな

というシーンがある。

コエンマはこのとき

敵を討ったとしても自分自身のなかで罪の意識が消えなかったのだろう。自分の弟子たちを守れなかったんだからなあ。

天狗になっている自分に気付かなかった。

そんな自分が許せなかった。

それからのヤツの人生は償いというより拷問だ。

強さを求めると、自分を偽りながら。と言った。

戸愚呂の生き方の中で少し共感あるのは、

自分を傷付けて偽って生きていくことかな。

守りたかった者を守れない自分の非力さに気付くときには必ず何かを失ってる。

失う前に気づくべきことは、たくさんあるのに。

それでも気付かないことは多い。

償いというより拷問というコエンマの言うこともわかる気がする。

アニメ版は戸愚呂は幻海に向かいサングラス外して、

あんたにも、世話ばかりかけちまったなと

澄んだ目を残して冥獄界へ去っていく。

自分が一番強いと過信するなかにある驕りに、

悲しみを呼ぶ人生を作るもんじゃない。

作りたくなくても作るやつはいる。

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